JD-NET協議会 会長ご挨拶

 JD-NET協議会は、1987年(昭和62年)6月に医薬品流通の合理化・効率化を促進する目的でメーカー会員105社、卸会員150社で発足しました。本協議会は、「JD-NETシステム(医薬品業界データ交換システム)」の維持運営及び管理を円滑に行い、本目的に資する活動を行っております。

 

 振り返りますと、JD-NETシステムそのものの構築と協議会という機関設立に当たっては、(社)日本医薬品卸業連合会(現 (一社)日本医薬品卸売業連合会)と日本製薬工業協会の両団体が中心となって研究・協議の上、設立に至りました。改めまして、両団体の関係各位に御礼申し上げます。また、JD-NETシステムを提供する事業者として、当時の日本電信電話株式会社(分社化後、現在の株式会社NTTデータ)の全面的なご支援を得ることにより設立・運営に至ったことを忘れることはできません。その後も社会の要請、技術革新への対応並びに当協議会のニーズの反映など数次のシステム更改も行って参りました。この場をお借りし衷心より敬意を表し御礼を申し上げる次第です。

 

 ICT化の進展に合わせ、医薬品流通のあり方並びに流通プラットフォームの果たす役割が注目されているところです。そのような状況下において、当協議会の果たす役割について真摯に取り組んで行くことが要請されています。

 

 今後ともに会員各社、関係団体の皆様方よりこれまでに倍するご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。